経和会の在学生への就職支援について
【悩み多き就職活動を迎える皆さんへ】
埼玉大学を卒業したあとの進路を考える時期は、ワクワクする気持ちと同じくらい、不安や迷いも大きくなるものです。どんな仕事を選ぶかは、これからの人生に関わる大切なことだからこそ、悩んでしまうのはとても自然なことです。
「自分の学んできたことはどこで活かせるんだろう」、「この会社は長く続くのかな」、「社会の役に立てる仕事ってどんなものだろう」、「そもそも就活ってどう進めればいいの?」——こうした思いが頭に浮かぶのは、みんな同じです。初めてのことばかりで、戸惑って当たり前なんです。
経和会では、就職を“人生の大切なライフイベント”と考え、皆さんが長い視野で自分らしい選択ができるよう、在学生への就職支援に力を入れています。悩みや不安を一人で抱え込まず、ぜひ気軽に相談してください。あなたの未来を一緒に考える仲間がここにいます。
経和会の在学生への就職支援について
【就職活動がどう変化しているのか】
Ⅰ.日本企業を取り巻く構造変化
- 労働人口減少、高齢化
- グローバル競争の激化
- AI/DXの急速な普及
- 多様性(ダイバーシティ)への対応
- 同一労働同一賃金の浸透
Ⅱ.メンバーシップ型からジョブ型へ:人事制度の変化
- 1.メンバーシップ型人事制度(従来の日本型)
- 大卒一括採用
- 配属は会社が決める
- 長期育成、年功序列
2.ジョブ型人事制度(世界標準)
- 職務内容(Job Description)と権限が明確
- 必要なスキルを持つ人材を採用
- 通年採用、職種別採用
- 専門性重視
→企業は「メンバーシップ型のポテンシャル採用」から「ジョブ型のスキル採用」へシフト。
Ⅲ.企業側の変化:採用の「常識」が変わった
1.通年採用、専門職採用の増加
- 大卒一括採用は縮小傾向
- 即戦力を求めるため、通年採用が主流化
- インターン経験が採用に直結するケースが増加
2.AI/DXが変える仕事の構造
- 事務作業、定型業務はAIが代替
- 人間が担うのは「判断、創造、コミュニケーション」
- データ活用スキルの重要性が急上昇
3.外国人労働者の増加
- 介護、物流、建設などで外国人依存が加速
- 若者不足を補う構造的トレンド
- 日本人の若者は「より専門性のある職種」へシフト
4.正社員から非正規へのシフト(特に中小企業)
- 人件費の変動費化
- 同一労働同一賃金で正社員のメリットが縮小
- 派遣社員、契約社員の活用は確実に増加
→ 大卒一括採用は縮小し、「選抜色」が強まる。
Ⅳ.労働市場の二極化
- 上昇する層
- IT、データ、AI
- グローバル人材
- 専門職(会計、法務、SCMサプライチェーンマネジメントなど)
厳しくなる層
- スキルのない一般大卒
- 単純業務中心の職種
- 中小企業のゼネラリスト志向
→ 「学歴」より「スキル・経験」が価値を持つ時代へ。
Ⅴ.まとめ
- 大卒一括採用は縮小
- ジョブ型採用が主流
- AIで単純業務は減少
- 外国人労働者は増加
- インターンシップ直結が顕著
→ 未来は「スキル戦略」で切り開く。
→ 就活は3年生からでは遅い。
【在学生が今すぐ取り組むべき戦略は?】
1.専門スキルの獲得
- データ分析(Excel、Pythonパイソン etc.)
- デジタルマーケティング
- 会計、簿記、ファイナンス
- 英語での会話力、読解力
- プレゼン資料作成(PowerPoint etc.)
2.インターンシップに参加(実務経験)
- 長期インターンシップは特に有効
- ジョブ型時代は「経験」が最強の武器
【入学試験と就職試験ってどう違うの?】
- 入学試験は、試験で合格点を取れば誰でも入学できる仕組みです。しかし就職試験はそれとは大きく異なり、企業が一緒に働きたいと思えるかどうかを面接で判断し、その選考を通過しなければ入社することはできません。
- 入試では、学生は「学ぶために学費を払う立場」ですが、就職では「働いて給与を得る立場」になります。そのため企業は、学力だけでなく、人柄、熱意、将来の可能性、そして仕事に活かせるスキルを重視します。面接では、こうした内面やスキルを丁寧に見極めようとします。
- だからこそ就職活動では、自分の人柄や思いや、これから伸ばしていきたい力を、面接官にどう伝えるかが、とても大切になります。自分らしさをどう表現するかが、内定につながる大きなポイントです。
→採用面接を突破しないと、内定は獲得できないです
【採用面接での企業が重視する項目と学生がアピールする項目に大きなギャップあり】
- 企業は、人柄・熱意・可能性など、その人本人を重視。
- 学生は、大学名・学部・クラブなど、自分が所属しているものをアピール。
☆このギャップを埋めるためには、就職面接での質疑応答対策が重要なポイント。この就職面接に関して、経和会のオンライン模擬面接が最も有効。
【就活の基本ステップ:自己分析と企業分析】
1.志望する進路先を決める:自己分析
- 過去は現在、未来につながっている。(過去を振り返って、本当に好きだったことを分析)
- 自分の好きなこと、やりたいことの延長上に、志望する進路先がある。
2.マイナビなどを活用して、企業の必要な情報を集める:企業分析
- 企業の主催するインターンシップ情報の収集。
- 企業の財務資料(自己資本比率、利益率、etc.)、技術力/独自性がある、海外展開している、社員の定着率が高い、教育制度が整っている、若手が活躍しているなどの各企業の違いを分析。/li>
- 企業の必要としている人材を分析して、自分を求める企業を見極める。
3.経和会の就職支援を活用する
- オンライン模擬面接、OB/OG訪問。
- 経済学部・教養学部・理工学部 協賛のイベントに参加。(インターンシップ&就職支援ガイダンス、進路・就職相談会)
就職支援を利用した学生の声
【Aさん:大学院、留学生】
2021年は私にとって非常に良い年でした。数多くの大手企業から内定をいただき、最終的に日立製作所に就職することを決めました。
1.当時、どのように経和会の就職支援があることを知りましたか?
⇒就職活動に苦労していた時、経和会会長から経和会の就職支援サポートの話を伺いました。その当時、私の弱点は二つありました。一つ目は、面接中に緊張して、うまく発言が出来なかったことでした。二つ目は、私は留学生なので、面接中に日本の職場文化に矛盾する発言をたくさんしてしまったことでした。そのために多くの企業の一次面接で落とされてしまっていました。埼玉大学統合キャリアセンターで模擬面接のサポートを受けていましたが、自分の都合と合う面接枠が少なかったため、面接対応をなかなか改善できず困っていました。そのような時に、経和会会長から経和会の就職支援サポートを教えていただきました。
2.実際に受けた就職支援で、何がどのように役に立ちましたか?
⇒経和会の就職支援のメンバーの方々と、週に2回オンライン模擬面接をするようにしました。事前に業界を決めて、その業界向けの面接を行いました。例えば、今週は商社の模擬面接、来週は製造業などの模擬面接を行いました。オンライン模擬面接のほか、自分の応答についてのフィードバックや、特定の質問への適切な応答方法についてのアドバイスをいただきました。これによりコミュニケーション能力が身に付いたと思いますし、経和会のサポートのおかげで、大手企業8社の内定をいただきました。その内定をいただいた企業の中で、どの企業を選ぶかについても、有益なアドバイスもいただきました。
3.就職支援に関して、今後どのように改善すると良いと思いますか?
⇒多くの在学生が経和会の就職支援サポートのことを知らないので、経和会は埼玉大学のキャリアサポートと提携すべきだと思います。私も経和会を知る前は、大学の就活サポートしか受けていませんでした。ただ、学業や就活で忙しく、予約枠の日程調整が難しかったです。他の在学生も埼玉大学の面接予約に苦労していると思います。埼玉大学の就職支援サイトに経和会の情報が掲載されれば、多くの在学生が経和会のことを知るようになり、サポートをいただける選択肢も増えると思います。
4.後輩の在学生に伝えたいことは何ですか?
⇒現在就活中の在学生は、もっと自分に自信を持つべきだと思います。自信を持って一生懸命努力し、第一志望の企業を目指すべきだと思います。私は、当初は大手企業からのオファーは受けられないと思っていたので、中小企業を中心に受けていました。でも、経和会の就職支援メンバーの方々からのアドバイスやサポートを受け、大企業からのオファーがもらえるようになりました。現在、日立、三菱重工業、ボッシュ、楽天など、大手企業から内定をいただいています。弱点に取り組み、第一志望企業をターゲットにすべきだと思います。
【Bさん】大学院
埼玉大学在学時、就活の際に大変お世話になりました。経和会の就職支援サポートがあったおかげで自信を持って就活に臨め、就活を無事に終えられたと思います。
1.当時、どのように経和会の就職支援があることを知りましたか?
⇒大学構内を歩いている時に、掲示物か何かを見て知ったような覚えがあります。
2.実際に受けた就職支援で、何がどのように役に立ちましたか?
⇒面接対策、論文対策を主にご支援いただいたのですが、両方ともに第三者の評価が大事なものであるため、それに対するフィードバックを、経和会の就職支援メンバーからいただけることができたのは、大変参考になりました。
3.就職支援に関して、今後どのように改善すると良いと思いますか?
⇒経和会に就職支援のサービスがあることを、在学生に更に知ってもらうことが良いと思います。また、同じような業種を目指す在学生がいるので、その在学生と情報共有ができる機会を作ることも良いと思います。
4.後輩の在学生に伝えたいことは何ですか?
⇒私は公安職を目指しておりましたが、在学時に同じ業界を目指す友人はいなかったので、早期に経和会の就職支援に相談して、情報収集した方が良いと思います。
【就活中のCさん(現在は第一志望の企業で活躍中)】
現在、経和会の就職支援を得ながら、キャリアセンターの活用や先輩に就活について相談するなど、金融やITなど無形商材の業界を中心にインターンシップや説明会、セミナーなどに参加中です。
1.当時、どのように経和会の就職支援があることを知りましたか?
⇒父親が『むつめ祭』での経和会の説明会に参加していたことにより、父親から教えてもらいました。
2.実際に受けた就職支援で、何がどのように役に立ちましたか?
⇒経和会の就職支援メンバーの作成した模擬面接の質問リストで、自分が応答したことに関して、就職支援メンバーの方々のアドバイスが、自分の将来のキャリアや就職活動について、より深く考えるきっかけになりました。
3.就職支援に関して、今後どのように改善すると良いと思いますか?
⇒自己分析を学生と一緒に行うなど、相談・カウンセリング形式の就職支援があると、より良いと思います。
4.後輩の在学生に伝えたいことは何ですか?
⇒1,2年生の時から就職活動について認識し、そのための準備(興味ある業界の長期インターンに参加する、ガクチカになるようなことを取り組むなど)をするべきだと思います。とりあえず多くの業界のことを研究し、興味のある業界について幅広く理解することが大切だと思います。