令和6年3月25日
3月25日(月)、令和5年度埼玉大学卒業式・大学院修了式がさいたまスーパーアリーナにて行われました。
経済学部の田村こころさんが大学卒業生代表として、人文社会科学研究科博士前期課程経済経営専攻の長谷川敏朗さんが修士課程修了生代表として、挨拶されました。
卒業生代表挨拶(学士、修士、博士)動画
https://app.box.com/s/1qd5ebmo7i608kyik11jc8stmfwzjkku
また、同日の卒業式終了後、「2023年度優秀卒業論文賞表彰式」が執り行われ、経和会からは舘会長代理として倉上副会長が出席しました。
倉上副会長からのご報告を以下のとおりご紹介いたします。
今年はまだ、桜の開花は見られず、曇り空でしたが、卒業式の後でもあり、受賞者の方々はとても晴れやかでした。
例年は最優秀論文1本、優秀論文3本ですが、今年は甲乙つけ難かったため、最優秀論文1本、優秀論文4本の選考結果となったそうです。
論文そのものは読んでいませんが、井原学部長の話や受賞者の言葉を伺っていると、膨大なデータの分析や事例研究、現地ヒヤリング等を行い、課題に対する考察や検証をしっかり行っている優秀な論文が多かったようです。
表彰された論文は以下のとおりです。
1. 最優秀論文賞:富田 可奈子さん:
地域コミュニティの活性化と地域運営組織の可能性―秋田県横手市の事例をとおしてー
2. 優秀論文賞:谷地 祐輔さん:
新規参入銀行の独立性―基準の整理と健全性への影響―
3. 優秀論文賞:崔 振洋さん:
リスク選好のダイナミクス:中国の家計における起業の意思決定における影響要因に関する実証分析
4. 優秀論文賞:深津 佑真さん:
国家補償の谷間と予防接種禍の救済について
5. 優秀論文賞:櫻井 美乃さん:
日本における観光型MaaSの考察と提案:2つの鉄道会社のケーススタディと倫理的知識を有する観光MaaS利用者のパーソナリティ分析
新型コロナ禍でキャンパスライフを送った卒業生を祝福するとともに今後の活躍を大いに期待いたします。
経和会副会長 倉上 伸夫