活動報告

令和7年度経和会総会・講演会・懇親会を開催しました

令和7年7月29日


 令和7年7月12日(土)、令和7年度定期総会・講演会・懇親会を埼玉大学で開催しました。当日は、在学生を含め、総勢約61名の参加があり、盛会のうちに閉会しました。

 総会に先立ち、11時からは各委員会の活動報告とランチ懇談会が開催され、参加者を交え昼食を取りながら和やかに。  第1部の総会では、令和6年度事業報告・決算報告、令和7年度事業計画・予算(案)について審議が行われ、いずれも原案どおり承認されました。
 また、続く講演会に先立ち、井原 基 経済学部長よりご挨拶とともに、大学や学部の近況についての報告がありました。

 続く第2部の講演会では、経和会会長であり、WOW〈輪島オフショアウィンド合同会社〉代表を務める舘逸志氏(1981年卒)を講師にお迎えし、『人口減少社会での復興を考える』と題した講演をいただきました。
 舘氏からは、大学卒業後、経済企画庁(現・内閣府)へ入庁されて以来、内閣官房内閣参事官(構造改革特区・地域再生担当)や国土交通省大臣官房審議官(国土政策局担当)、国土交通省政策総括官などを歴任される中で、地方創生に関心を抱き、やがて自身のライフワークとして取り組まれるに至った経緯や思いが語られました。また、舘氏が近年精力的に進めてこられた石川県輪島市での浮体式洋上風力発電を通じた地域活性化への挑戦について、これまで直面してきた困難や今後に向けた展望が紹介されました。
 講演には、在学生や社会人が熱心に耳を傾け、質疑応答も活発に行われるなど、充実した時間となりました。













 第3部の懇親会は、石井昭彦副学長によるご挨拶と、平本一郎理事の埼玉経済同友会代表幹事ご就任に対する坂井貴文学長からの祝辞の代読に続き、平本理事によるご挨拶と乾杯のご発声で華やかに幕を開けました。
 会場では、参加者が親睦を深める和やかな雰囲気の中、経和会の活動に尽力された方々への感謝状贈呈式が行われ、舘会長より、倉上 伸夫 副会長兼会長代理、権田 憲吉 理事、児玉 厚 副会長兼会長代理の3名に感謝状が贈呈されました(児玉副会長はご欠席のため、中莖副会長が代理で受領)。
 また、今回は大学の現役教職員からも多数ご参加いただき、中川 忍 経済学部副学部長、高田 和治 総務部長、佐藤豊参事役(埼玉りそな銀行より出向)、新井健司 人文社会科学研究科支援室事務長より、それぞれご挨拶をいただきました。
 年齢や立場を越えた参加者の活発な交流により、懇親会は盛会のうちに幕を閉じました。
 終了後、近隣にて開催された二次会にも約30名が参加し、最後まで賑わいの絶えないひとときとなりました。













 ご参加いただきました皆さまには、暑さの中にもかかわらずご来場いただき、誠にありがとうございました。世代や立場を越えた交流を通じて、経和会ならではの温かいつながりを改めて実感するひとときとなりました。
 今回ご都合が合わず参加できなかった皆さまも、ぜひ次回はお気軽に足をお運びください。懐かしい顔ぶれとの再会や、在学生との新たな出会いなど、きっと楽しく充実した時間をお過ごしいただけることと思います。
 これからも経和会では、同窓生・在学生・教職員をつなぐさまざまな機会を企画してまいります。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。