2025年6月16日(月)にNPO法人国際人材創出支援センター(ICB)の第123回講演会がちよだプラットフォームスクウェアで開かれ、舘逸志会長が「グローバルな視点でローカルに生きる」を講演されました。経和会からは野村正弘理事と中野が参加いたしました。
舘会長からは、浦和高校・埼玉大学を卒業して経済企画庁に入り初めて飛行機に乗ったこと、初のアメリカ出張での失敗談、イギリス留学の思い出、タイ赴任への志願、アジア通貨危機への対応、地域活性化事業への参画などご自身のグローバルかつローカルなキャリアパスを振り返りました。
そして締めに「日本人としての誇りを維持して外国人と共生していく条件を考える」条件として下記の5点を挙げました。
1.日本の風土と歴史を学び、その善悪を深く考察する
2.人としてのバックグラウンド(信仰、善悪の倫理)を保持する
3.自身の生きる地域について郷土史、地域特性を学ぶ
4.接する外国人の郷里について対等な関心を保持する
5.世界の中の日本、宇宙の中の地球、全生物の中の人という広大な時空間からの鳥瞰視を得るように努力する
会場参加者からは熱心に質疑応答が行われ、懇親会においても活発な意見が交わされました。
(文:中野貴元)