2月17日(土)、新宿三井クラブにて経和会サロンを開催いたしました。
第10回目となる今回は、埼玉大学経済学部を1990(H2)年3月に卒業し、大手監査法人、個人会計事務所を経て独立され、現在はご自身の会社の代表取締役も務められている公認会計士・税理士の柴山政行氏をお招きし、ご講演いただきました。
講演では、柴山さんが学生時代の訪問販売アルバイトや公認会計士受験生時代の経験と実践から得た学びとして、トランスファラブルスキルとしての“営業スキル”とそれを数値的な側面から支える簿記の重要性、トップ4%に入るための同質化→異質化の戦略的実践(ランチェスター戦略、守破離)などについて、当時のエピソードを交えながらお話しいただきました。
また、講演の終盤には、柴山さんが未来の会計士育成に向けて取り組まれている小中学生を対象とした「キッズBOKI」の取り組みや、柴山さんが開発した、ゲームを楽しみながら簿記や経営感覚を知らずのうちに学ぶことのできる「社長BOKIゲーム」についてご紹介があり、『日本の簿記をブラジルのサッカーのようにしたい。そろばんの文化があったように多くの子どもが簿記を学んで、将来日本からCFOを海外企業に輸出し、日本の国際競争力を高められれば』と夢を熱く語られていた姿が非常に印象的でした。
※当日の講演資料はこちら
★講演いただいた内容の一部が、柴山さんが開設しているYoutubeチャンネル『柴山YouTube会計大学』にアップされていますので是非ご覧ください。
引き続き懇親会では、約40名の参加者が皆で卓を囲み、柴山先生への講演の質疑応答や、経和会の活動にご協力頂いている皆様や各職域同窓会長からのご挨拶、経和会各委員会からの次年度事業計画構想の発表などを行い、賑わいながら盛会のうちに幕を閉じました。
経和会員が一堂に会する機会は年に3回。7月の総会、秋のホームカミングデー、そしてこの2月の経和会サロンです。今回ご参加いただいた方はぜひ次回も、今回参加が叶わなかった皆様は是非次回の行事にご参加いただき、在学生・同窓生を問わず親睦・交友を深められれば幸いです。
<講師紹介>