活動報告

第10回経和会サロンを開催いたしました

令和6年2月23日

 2月17日(土)、新宿三井クラブにて経和会サロンを開催いたしました。
 第10回目となる今回は、埼玉大学経済学部を1990(H2)年3月に卒業し、大手監査法人、個人会計事務所を経て独立され、現在はご自身の会社の代表取締役も務められている公認会計士・税理士の柴山政行氏をお招きし、ご講演いただきました。

 講演では、柴山さんが学生時代の訪問販売アルバイトや公認会計士受験生時代の経験と実践から得た学びとして、トランスファラブルスキルとしての“営業スキル”とそれを数値的な側面から支える簿記の重要性、トップ4%に入るための同質化→異質化の戦略的実践(ランチェスター戦略、守破離)などについて、当時のエピソードを交えながらお話しいただきました。
 また、講演の終盤には、柴山さんが未来の会計士育成に向けて取り組まれている小中学生を対象とした「キッズBOKI」の取り組みや、柴山さんが開発した、ゲームを楽しみながら簿記や経営感覚を知らずのうちに学ぶことのできる「社長BOKIゲーム」についてご紹介があり、『日本の簿記をブラジルのサッカーのようにしたい。そろばんの文化があったように多くの子どもが簿記を学んで、将来日本からCFOを海外企業に輸出し、日本の国際競争力を高められれば』と夢を熱く語られていた姿が非常に印象的でした。

※当日の講演資料はこちら
★講演いただいた内容の一部が、柴山さんが開設しているYoutubeチャンネル『柴山YouTube会計大学』にアップされていますので是非ご覧ください。

中央:柴山政行講師、左:児玉さん(スリー・シー・コンサルティング代表取締役)、右:中野さん(全国経理教育協会専務理事・経和会交流委員長)
開会
講演の様子

 引き続き懇親会では、約40名の参加者が皆で卓を囲み、柴山先生への講演の質疑応答や、経和会の活動にご協力頂いている皆様や各職域同窓会長からのご挨拶、経和会各委員会からの次年度事業計画構想の発表などを行い、賑わいながら盛会のうちに幕を閉じました。

乾杯挨拶(舘経和会会長)
柴山さんご挨拶
質疑の様子
関幸子法政大学監事
増島稔内閣府経済社会総合研究所顧問(2011年埼玉大学博士課程修了)
戸村澄夫さん(1961年文理学部卒)
田中賢二さん(職域同窓会・1970年経済学部卒)

 経和会員が一堂に会する機会は年に3回。7月の総会、秋のホームカミングデー、そしてこの2月の経和会サロンです。今回ご参加いただいた方はぜひ次回も、今回参加が叶わなかった皆様は是非次回の行事にご参加いただき、在学生・同窓生を問わず親睦・交友を深められれば幸いです。


<講師紹介>

講師:柴山政行

柴山会計ラーニング株式会社代表取締役/公認会計士・税理士

1990年3月 埼玉大学経済学部経済学科卒業。
1992年10月 公認会計士2次試験合格後大手監査法人に入所(約5年)。上場企業等の会計監査に従事する。
1997年8月 監査法人を退所後、個人会計事務所に勤務。
1998年7月 個人会計事務所を退所後、準備期間を経て、柴山政行公認会計士事務所を開設する。
2012年7月柴山会計ラーニング株式会社を設立。コンサルティング・記帳代行・ビジネスセミナー運営等の業務を行う。

<関連リンク>
・公認会計士柴山政行によるビジネスマンのための決算書・財務分析入門(HP)
・Youtubeチャンネル『柴山YouTube会計大学』(チャンネル登録者数 2.7万人)
・子ども向け『社長BOKIゲーム』パンフレット
・法人向け『社長BOKIゲーム』研修パンフレットWebページ
・【YouTube】『社長BOKIゲーム』紹介動画